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丈夫で長持ちする構造体

テクノストラクチャーでは家を支える大切な梁に、木と鉄の複合梁「テクノビーム」を採用。接合部も金具で補強し、ムク材の柱の1.5倍の強度を持つ集成材柱で耐震性を高めています。

 

① テクノビーム・柱 -長期荷重に耐えられる高耐久性能-

② オリジナル接合部材 -接合部の弱点を強化するテクノ接合金具-

③ 基礎・壁 -高い耐震性-

 

  

①テクノビーム・柱 -長期荷重に耐えられる高耐久性能-

住まいの構造の中でも最も負荷を受けるのが梁。

その梁の強度を高める事は、住まい全体の強度を高める事に繋がります。

「テクノビーム」は軽量鉄骨のH形鋼を芯材に、上下を集成材で挟んだサンドイッチ構造になっています。

 

曲げ強度の高い「鉄」を梁に選びました

木には、生育して来た縦向きには強く、横向きには弱いという特性があります。

つまり、柱として縦向きに使用する場合は充分な強度が期待されますが、梁のように横向きに使用する場合、強度が不足してしまうという弱点があります。

そこでテクノストラクチャーでは、縦方向の力に優れた強度を発揮する木材は柱として使用し、曲げやたわみに対して強度を発揮する鉄骨を梁に採用しています。

    

 

長期に渡り、たわみ(クリープ現象)を引き起こしません

同じ長さのテクノビームと木製梁(ベイマツ無等級材)に2.2トンの加重を加えた時の、それぞれのたわみ量は年月によって以下のように経年へ名します。新築時から30年後のテクノビームのたわみ量は木製梁の1/4以下と高い耐久性を示しています。

   

 

 

サビからテクノビームを守る溶融亜鉛めっき

テクノビームの芯材となる軽量鉄骨H鋼には、防錆作用に優れた溶融亜鉛めっき処理を施しています。これは鋼材を溶かした亜鉛に浸し、表面に亜鉛の皮膜を作るもので、以下の特性があります。

①科学的な結合が起きるので長い年月を経てもめっきが剥がれない

②亜鉛と空気が結合した表面(酸化皮膜)は水を通しにくい=サビない

③万が一キズが発生しても、キズの周囲の亜鉛が鉄よりも先に反応して

 鉄素地を保護する作用がある=鉄を腐食させない

 

これにより劣化対策等級3(最高ランク)の基準をクリアしています。

※梁に鋼材を使用する場合、等級3において、めっきの両面付着量は Z25(250g/m2)と規定されています。
テクノビームのめっきは Z27(275g/m2)の付着量で、錆からビームをしっかり守っています。

 

 

 

 

結露=カビを防ぎます

テクノビームの芯材となる軽量H形鋼の結露防止として、外壁面やバルコニー部分のテクノビームに、板状の高性能ロックウール断熱材やポリスチレンフォームを施工しています。

※接合部には、ウレタン吹付仕上げを施します。
※I地域では、外周部分のテクノビームの表裏に断熱材を施工することによって防露に対し、より安全な仕様となっています。

 

 

 

集成材柱

テクノストラクチャーでは、優れた強度と耐久性を持つ構造用修正材柱を採用しています。集成材は木の節や割れなどをできるだけ取り除き、特殊な接着剤で接着することによりつくられた建材です。

自然素材でありながら工場生産による均一の高品質を実現し、同寸法のムク材の約1.5倍の強度(引張強度)を誇っています。

 

 

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②オリジナル接合部材 -接合部の弱点を強化するテクノ接合金具-

一般的な木の家は、木の材料を切り欠いて部材と部材を接合します。このため、接合部の木材は部分的に細くなってしまい、その箇所が地震等で倒れて建物の倒壊を招く例も多く見られました。

テクノストラクチャーでは、木材の切り欠きをできるだけ減らし、素材の力を引き出す金具接合を採用しています。

接合部の強度が増した他、従来の木造住宅で心配されがちな「施工者による強度のバラツキ」が出にくくなり、住宅全体の安定した強度を実現しました。

 

 

 

 

 

ボルトによる梁と梁の接合とその強度

テクノストラクチャーではテクノビーム同士の鉄骨部をテクノ接合金具(高耐久亜鉛めっき鋼板)とボルトで締めつけるボルト接合を採用し強度を高めています。

 

テクノビーム4.5と乾燥材(ベイマツ無等級材)の木製梁を用いて梁と梁接合部のせん断強度実験を行った結果、木製梁のほぞ接合部が82.1kN(約8.3トン)で破壊したのに対し、テクノビーム4.5のボルト接合部は同じ荷重に耐えました。また、そのときの変位はわずか9mmでボルト接合の高強度を実証することができました。

 

 

ドリフトピンによる柱と土台、梁と柱の接合とその強度

柱材と、梁や土台をの接合には、ドリフトピン接合(ほぞ金具)とドリフトピン(鋼材)を採用し、柱の引き抜き強度を飛躍的に高めています。

 

                                                              

 

一般的な木造接合金具を使用した場合と比べ約3倍引き抜き強度があります。

 

 

 

また、ドリフトピン接合部(土台―柱およびテクノビーム―柱)の引き抜き強度実験を行い、十分な安全率をみています。

 

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③ベタ基礎 -高い耐震性-

部材や接合部そのものの強度が構造体としての基本要素とすれば、それらによって構成される基礎や床・壁は、住まいとしての基本条件と言える部分です。テクノストラクチャーではこの部分でも独自の研究開発に基づく耐震仕様を採用し、優れた構造強度を確保しています。

 

地盤に合ったきめ細やかな基礎設計

基礎はベタ基礎を採用し、間取りや構造全体の荷重のバランス等に応じて主筋やたて筋の形状や数量を決定し、最適な基礎を設計しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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