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2009年6月 つつじが丘モデルハウス建築地
自然豊かな丘陵地に広がる、人とひかりがふれあう街
「スカイタウンつつじが丘」。
緑のそよ風が心地よく、見下ろせば海が広がる
のびのびとしたこの地に建つのは「超・長期優良住宅」
・・・つまり、200年住宅仕様の家です。
これから、モデルハウスが完成するまでをレポートして行きます。
6/15(月) 擁壁
いよいよ工事着工です。
この土地は道路との高低差があるため、まずは駐車スペースを確保するために
コンクリートブロックを設置します。
化粧ブロックにて施工しています。
ちなみに土圧がかかっても大丈夫なように
擁壁ブロックで施工しています。
6/18(木) 基礎
型枠が組まれ、配筋が始まりました。
ゆくゆくはコンクリートを流し込む基礎部分。木製の枠にコンクリートを流して、綺麗に剥がれるのかな?と思い尋ねてみると、枠を組む前に剥離液を塗っているので、簡単に剥がれるとの事でした。
コーナーの配筋は、元から曲がっている物をトラックで運んできて、角所に置いて接合していきます。
でもその場で土の盛り具合を見ながら、曲げなければならない場所もありますよね。
そこで登場するのか「ベンター」。
スイッチ1つで、設定目盛りの角度に一瞬で曲げてくれる優れものです。
約3日後。きれいに鉄筋が並んでいますね。
中を覗き込むと、何だか不思議な部材が使われていました。
これは、コンクリートがきちんと鉄筋を覆うように工夫されている様子です。
左の丸い部材が「ドーナツ」と言って、鉄筋が枠につかないように。右の四角い束石も、コンクリートが鉄筋の下にもきちんと入るように配慮されています。
配筋検査を終えて、コンクリートを流し込みます。
職人さんが、基礎のベース部分をきれいに均しています。
立派な基礎が出来上がりました。
7/4(土) 排水管工事
排水管工事の様子を撮影することができました。
工事はだいたい3日ぐらいかかるそうで、今日で終了とのことです。
7/7(火) 土台据え
基礎の上に、土台を据えていきます。
床下をフタしてしまう前に、防蟻処置を行います。
この家は200年住宅仕様なので、床の断熱もバッチリ。
くるみ~な床パネルをはめ込んで、剛板を敷いていきます。
翌日にはテクノビームが搬入されました。上棟に向けて、着々と準備が整って来ています。
搬入されたテクノビームには、ブルーシートを掛けて雨対策をしておきます。
ふと見上げれば、きれいな空が広がっていました。上棟当日も晴れれば良いですね。
7/11(土) 上棟
当社だけでも4件の地鎮祭と上棟が行われた大安吉日。
つつじが丘モデルハウスも、ついに上棟です。
前日のうちに足場が組まれていました。
前日から雲行きが悪かったので天気が心配されましたが、当日は丁度良い曇り空。
ところで・・・この写真は16時半の様子です。
通常のテクノストラクチャーの家なら、既に幣束を上げていても不思議ではない時間です。
超・長期優良住宅仕様の家は断熱性、対劣化性、その他もろもろ機能性が
アップした家ですので、何かと家を丈夫にする為の時間が掛かってしまうんでしょうね。
右写真にある水色のパネルが外張り断熱「くるみ~な」パネルです。
これらは1つずつ職人さんの手作業で施工されていき、家全体をスッポリ覆ってしまいます。
夕刻、多忙な社長もかけつけ、大工さん達と上棟を祝して乾杯!
残ったお酒は、モデルハウスのオーナー様が四方にお酒を撒いていきます。
これからますます暑い季節になりますが、工事関係者の方も体に気をつけて
すてきなモデルを完成させて下さいね。
7/15(水) 瓦葺き
4日前には骨組みだった家が、 くるみ~なパネルに覆われていました。
普通は柱と柱の間に断熱材が入りますが、こちらは柱の外側に断熱材が貼られていますね。
これが、その名のとおり「外張り断熱」。高気密・高断熱の重要ポイントになってきます。
野地板(屋根の板)、鼻隠し(垂木の小口を隠す板)が貼られ、瓦が施工されています。
上の写真にもある背の高い梯子は、屋根瓦を運ぶ機械(電動なのでラクラク)です。
200年住宅には制震システムも含まれています。
斜め方向に入っている鉄パイプの様なものが制震ダンパーです。
耐震&制震の家ですから、大地震が来ても安心ですね。
今週末から構造見学会が開催されます。
住宅の核となる構造のポイント部分を分かりやすくご説明させていただきますので、是非お立ち寄りくださいね。 ※イベントは終了しました。
7/23(木) 構造検査
本日は構造躯体検査の日でした。
パナソニック電工から検査員が来て、梁の接合部分などを丁寧に調べていきます。
このように第三者機関の検査を受ける点も、地震に強い家のポイントですね。
7/26(日) サッシ取り付け
サッシが取り付けられました。こちらはYKKapのエピソードシリーズ。
窓ガラスも、省エネ等級最高ランクの物が入っています。
高気密、高断熱に加えて、遮音性もバツグンなので、屋外が熱くても騒々しくても、
中は静かで快適に過ごせそうです。
8/6(木) 防水シート
防水シートが施工され、くるみ~なパネルも見えなくなりました。
シートの上から胴縁(外壁材の下地になる木材)を垂直方向に貼っていきます。
この上からサイディングを施工するこ事で、外壁材と家本体の間に胴縁分のスペースが
生まれ、風の通り道ができます。湿気対策もバッチリですね。
中の様子を覗いてみると、浴室が施工されていました。
下は2週間程前の写真です。
浴室の下にも、きちんとくるみ~なパネルが入っていますね。
8/13(木) 大工工事
室内の壁・プラスターボードの施工が始まっていました。
大工さんがサイズに合わせてカットし、1枚ずつ丁寧に貼っていきます。
窓には図面が。
大工さんはこれを見ながら、正確に作業を進めていきます。
8/18(火) 外壁
上棟から5週間と少し。外壁材=サイディングが施工されていました。
サイディングは左写真のような金属金具に引っ掛けるようにして
施工していくそうです。
この金具を取り付けるために、胴縁を施工しておくわけですね。
サイディングのサイズは、最大で横3m×縦45cm。
必ずどこかに継ぎ目がありますが、パッと見た感じでは分かりません。
この日、階段も施工されていました。
/8/27(木) 雨樋・コンセント
雨樋も無事に施工され、足場が外れました。
まだ玄関ドアは工事用の物が入っていますが、外観は殆ど完成です。
内部の様子を覗いてみると、コンセントの中部分の工事中でした。
黒と白の配線がくっつくと電気が点くようになっている、こちらのコンセント。
配線が間違っていないか、クロスを貼る前にチェックするそうです。
こちらは、まだ手すりが付いていないバルコニーからの眺めです。
遠くの方に海が見えています。風が気持ち良いいですね。
8/31(月) クロス
本日はクロス屋さんが作業をしていました。
パテ塗りといって、壁(プラスターボード)の継ぎ目等の凹凸を綺麗にしていく段階の写真です。
パテは下塗りと上塗りがあって、それぞれ使用する材料が違うそうです。
女性のお化粧で言えば、コンシーラーとファンデーションのような物でしょうか。
こちらが粉末状の素材です。よく見てみると、F☆☆☆☆と書いてありますね。
これはホルムアルデヒドが出にくい素材だという証明です。
同じように、クロスを貼る糊の箱にもF☆☆☆☆と書かれていました。
今やクロスは、機械が糊付けしてくれるそうです。
欲しいメーター数を入力すれば、ローラーが回転して、機械の下部に仕込んだ糊を
壁紙にくっつけて、自動で出てきてくれます。
こんなに画期的な「糊付け機」なのですが、カットは人の手で行うそうです。
9/8(火) 設備機器
クロス施工が終了し、キッチンが入ったとの事で、養生のダンボールやビニールを
剥がしている所にお邪魔して来ました。
こちらの家は、オーナー様の選ばれたオプションのクロスを使用しています。
各居室ごとに、異なった雰囲気の部屋になるのでしょうね。
いよいよ竣工が間近に迫ってきました。
モデルハウスのオープンは10月初旬を予定しております。
またイベント情報などでご案内させていただきますので、楽しみにしていて下さいね。
9/18(金) 外構
外構工事が始まっていました。
外の階段には、色んな種類のブロックが。
この中から選んだのでしょうか。
いくつかの色柄が組み合わされるのだとすれば
仕上がりが楽しみですね。
ブロックを切る際は細かい粉塵が飛び散らないよう、掃除機のような物を
傍らに置いて作業しています。
職人さんが手作業で、1つひとつブロックを積み上げて行きます。
家の方は、もう完成したようです。
先日までは工事用の玄関ドアでしたが、正規のドアが入っています。
工事中 ⇒ 外装完成
美装が終わり、室内もすっかり綺麗になりました。
工事中 ⇒ 内装完成
10/6(火) 引越し
つつじが丘へ引越す日を迎えました。
引越し1ヶ月前には、インターネット、電話回線など早めに住所移転の手続きをすることをお薦めします。
意外と手続きに時間が掛かるもので、いざ引っ越してもネットが使えない!といった事態が起こる場合もあります。
引越しにつきましては豆知識でもご紹介していますので、こちらを参考に、スムーズな引越しを行って下さいね。 ⇒ ◆【今月の豆知識】引越し
10/10(土) オープン
超長期住宅がグランドオープンしました。
制震システム搭載、外張り断熱くるみ~な工法の住宅を、ぜひご見学下さい!