HOME > 施工事例 > お客様邸建築日誌 > 【3】岩出市中島
2009/春 岩出市中島・プロバンス風2世帯住宅 建築地
国道から1筋中に入った所にある分譲地の一角。
交通の便が良く、スーパーもホームセンターも近くにあり、快適な生活が送れそうですね。
また車の多い道路に面していないので、お子様がお外で遊んでいても安心ですよね・・・。
季節は春。お向かいの畑にはソラマメの花が咲いていました。
のどかな住宅街です。
2009年3月14日(土) 地鎮祭
当日は あいにくの空模様でしたが、「清めの雨で、悪いものは全て洗い流される・・・」
という宮司さんの言葉に感動しました。
これぞ「雨降って地固まる」ですね!
いよいよ地鎮祭が始まりました。まずはお祓いをしてもらいます。
施主様が鍬(くわ)入れの儀を行い、工務担当者が鋤(すき)入れして鎮め物を納めます。
ハイ、チーズ!!施主様ご家族と記念撮影をしました。
家は一生ものです。地鎮祭も一生に何度も体験できるものではありません。
また当方としても、たくさんの施主様ご家族と地鎮祭を行いますが、それぞれ異なった想い出が残ります。
無事に、素敵な家が完成することを祈願します。
2009年5月2日(土) 図面打ち合わせ
電気配線図の打ち合わせ風景を撮影させていただきました。
こちらは岩出市の桜台モデルハウス。
照明器具のスイッチやコンセント、電気設備などを図面で打ち合わせします。
ところで、家を建てた後に「しまった!」と思う場所は どこだと思われますか?
お客様アンケートによれば、「収納」と「コンセント位置」がダントツ上位を占めるようです。
コンセントは、プランの段階からしっかり考えておく必要がありますね。
また、電気配線工事が行われる前に、図面を見ながら現場で確認すると、「しまった!」と思うことも少なくなるでしょう。
当社は上棟後に現場打ち合わせを行っております。
具体的にどう配置すれば良いのかは、営業担当者にご相談ください。
2009年5月10日(日) 基礎
順調に工事が進み、家の基礎が完成しました。
テクノホーム和歌山では、ベタ基礎という方式を採用しています。
「ベタ基礎」は縦横に鉄筋が入ったコンクリートの基礎であるため、たわみが少なく、
地盤がかなり軟弱な場合に採用される基礎です。
これが、地震に強い家のヒミツの1つです。
基礎を見るだけで「こんなに頑丈な基礎で何を建てるの!?」とご近所の方々が驚かれます。
2009年5月23日(土) 上棟
ソラマメの実る季節。
いよいよ上棟の日を迎えました。
基礎の段階では「ちょっと狭くない・・・?」なんて思っていた
施主様も、棟が上がった所を見て「こんなに大きかったのね!」と
ビックリされていました。
実は、基礎完成時点が、家が小さく感じる時なんです。
感動的な上棟も、お子様にとっては退屈な待ち時間。
ネギで遊び、ボールで遊び、坂道で遊び。何だって遊び相手にしてしまいます。
けれどもクレーンが動き出すと、必ずそちらをじーっと見上げるお子様の
姿が、とても微笑ましかったです。
写真は、大好きな坂道で遊ぶのを止めて、クレーンに見入っているところ。
間近で見る大きな乗り物に、興味しんしんのご様子。
御幣(ごへい)を上げる棟梁。
慣れた手つきで、柱に固定していきます。
この様子は現場監督さんに撮影していただきました。
情けないお話ですが、撮影隊の私は足場から2階
バルコニーに移ることができませんでしたので・・・。
ヘルメットは必需品だと思った瞬間でした。
御幣を上げ終わったら、上棟を祝して乾杯です!
最後は全員で記念撮影。親族のご家族様もみえて、賑やかな上棟式になりました。
大工さん、工務の皆様、お疲れ様でした。
これから約3ヶ月、安全に工事が進みますように。
2009年5月28日(木) 構造検査
テクノストラクチャーの家は、完成するまでに何度も厳しいチェックを受けます。
今日はパナソニック電工の行う「構造躯体検査」の日でした。
検査員がテクノビームの一本一本のボルトの締め具合や、ドリフトピン(柱と柱を結合する部材)、筋交いの結合プレート等の施工チェックを行っていきます。
この検査に合格しなければ、次の工程に進むことが出来ません。
検査も無事に合格し、次の工程へ。まずは外部から工事を進めます。
屋根瓦を葺いています。
外部建具も取り付け中です。
2009年6月1日(月) 防水シート
上棟から約1週間後。防水シートが施工されていました。
内部の様子を見てみましょう。
電気業者さんが配線工事を行っていました。
昔の電気配線工事は1日で終わる事も珍しくなかったそうですが、
最近の住宅は3日がかりだそうです。それは何故でしょう。
その答えを知っているのは、天井からのびる、オレンジ色の配管・・・。
目で追っていくと、天井をつったって壁際へ。
行き先は、居室のコンセント部分でした。
これはインターネット用のケーブルを入れる
ための配管です。
昔は電化製品が少なかったのに加え、インターネットが
普及していなかった為、施工する必要が
なかったわけですね。
軒天の下地が見えた状態です。
今から施工する軒天材の有孔板が、屋根裏を通気する役目を果たしています。
これで夏場も快適に過ごせそうです。
大工さん2人がかりで作業をすすめていきます。
半日後、施工が終わりました。
こちらの写真は床下換気スペーサー。
昔の家は基礎自体に換気口があったのですが、現在の家は家の土台と基礎の間に
換気口があります。
その理由は「地震」に関係しているのですが・・・いちど現場スタッフに聞いてみてください。
2009年6月15日(月) 大工工事
大工さんは図面を見ながら、着実に、正確に工事を進めていきます。
今日は室内の壁=プラスターボードの施工中でした。
⇒
2日後
階段もしっかり部材が組み合わされて出来上がるんですね。
写真の左側は部屋の仕切り壁、右側は外に面した壁です。
外壁との間には、しっかりと断熱材が入っているのが確認できます。
このロックウールが、暑さ・寒さを防いでくれるわけですね。
撮影中、ちょっと面白い場所を発見してしまいました。
それは1階と2階の間・・・普段なら絶対に見られない30センチ程の空間です!
階段のボードが途中だったので、ちょうど良いタイビングで撮影できました。
2階の床下=1階の天井裏は、こんな風になっています。配線の通り道ですね。
2009年6月18日(木) 外壁 施工
防水シートの上に胴縁を打ち、その上にサイディング(外壁)を取り付けていきます。
まだ雨樋などは付いていませんが、すっかり家らしくなって来ましたね。
破風の取り付けを撮影することが出来ました。
まずは必要な長さを切って(一瞬です)、ドリルで釘穴を開けておき、軒上部分に
打ち付けていきます。
2009年7月4日(土) 設備施工
少し前にキッチンなどの設備が搬入されたとの事で、撮影に行ってきました。
キズや汚れが付かないように、段ボールなどで養生しています。
もちろん壁紙も施工されています。電気スイッチの部分だけきれいに切り取られています。
雨どいも施工されていました。
2009年7月11日(土) 打ち合わせ・美装
偶然立ち寄ると、施主様がリビングの窓辺で打ち合わせをされていました。
インターネット設置の件だそうです。お子様も、しっかり打ち合わせに加わっています。
こちらは2階で作業中の美装屋さん。
1軒の家を2人だけで、しかも1日で仕上げてしまうとの事で、驚きました。
外回りを洗浄している方の手に食器洗い洗剤があったので、「これで落ちるんですか!」
と感慨深く言ったら・・・「中身はシンナーです」と言われました。
缶だと持ち歩けないので、容器に詰め替えて使用しているのだとか。納得です。
接着剤などの洗浄が一番やっかいらしいですが、それも綺麗に落としてくれる
美装屋さんに拍手ですね。
2009年8月7日(金) 引渡式
いよいよお引渡しの日がやって来ました。
思い返せば、初めてモデルハウスにお越し頂いたのは昨年の9月・・・。もう10ヶ月以上も
前になるんですね。
テクノホーム和歌山では、お引渡しの事務手続き
だけではなく、引渡式を行っています。
「住まいづくり」のゴールであり、これからの新しい
生活のスタート地点でもある引渡式。
きっと、一生の思い出になる事でしょう。
まずはレッドカーペットを敷いた玄関に並んで頂き、
施主様によるテープカットを行います。
続いて室内に入り、担当者から竣工の祝辞を贈ります。
その後サプライズで、奥様から旦那様へ、日ごろの感謝を込めたお手紙がありました。
最後に、施主様ご夫婦からお母様へ心のこもった花束のプレゼント。
いつも元気に走り回っているお子様は、残念ながら
遊び疲れて寝てしまったご様子・・・。
引渡式のあいだ和室にて、しばしお昼寝タイムです。
最後に、施主様ご家族、営業担当、工務(監督)で、記念撮影を行いました。
お住まいの完成、本当におめでとうございます。
いつもニコニコとして優しい施主様ご家族に、スタッフ皆が癒されていました。
完成見学会などにもご協力いただき、感謝しております。
今後はアフターメンテナンスなどを通じて、末永いお付き合いをしていきたいと思います。