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2011/1 エコキュートと電気温水器の違い
洗面・キッチン・バスルームなど、毎日使うお湯。。。
お湯が出なければ、毎日を快適に過ごせませんよね。
今月は、お湯を作り出す給湯機器の中でも最近よく
耳にする、電気温水器と エコキュートの違いについて
紹介しましょう。
電気温水器 月々3,000円位
深夜電力を使うので昼間の電気代の1/3に
なります。(オール電化割引)
電気の力(ヒーター)でお湯を沸かしタンク
にお湯を貯めておく方法で、ガスより
月3,500円~4,500円程度安くなります。
大きな魔法瓶のような仕組みですね。
エコキュート 月々1,000円~1,500円位
深夜電力を使うので昼間の電気代の1/3に
なります。(オール電化割引)
昼間の電気代の1/3になる深夜電力を使って
さらに、ヒートポンプ(室外機)を用いて空気を
圧縮した熱を使ってお湯を温めます。
自然の空気を使って電気代を抑えるエコな仕組みです。
ランニングコストはエコキュートのほうが
電気温水器の1/3になり、かなりお得です。
電気温水器 貯湯ユニット1台でお湯を作ることができるので 小スペースに設置できます。
エコキュート 貯湯ユニットとファン(室外機)の2台設置が必要 になります。
設置場所の確保も必要ですね。
電気温水器 30万~60万円程度
寿命は約15~20年以上
エコキュート 60万~90万円程度
寿命はヒートポンプは約60年程度度 タンクは約15~20年程度
電気温水器は構造が単純なので安価で長持ちしますが、
月々のランニングコストは少し高めです。
エコキュートは便利機能は多いものの、機器代は高くなります。
月々のランニングコストは、かなり経済的と言えます。
その他、エコキュートには、補助金制度もあります。(22年度は4万円)
それぞれにメリット・デメリットがあり、家族構成や生活スタイルなどに合わせて
選択 するとよいでしょう。
2011/2 電気式給湯器のエトセトラ
寒い季節になると、温かいお風呂にゆっくり浸かりたくなりますよね。
この時期に嬉しいお風呂の機能として、冷めたお湯の温度を温め直してくれる「追いだき」があります。けれど・・・全ての電気式給湯器に追いだき機能が備わっているわけではありません。
今回は電気式給湯器の機能と種類をについて、ご説明したいと思います。
追いだき機能
「追いだき」は冷めた湯船の中のお湯をいったんタンクに戻し、タンク内の熱で温められたお湯が再び湯船に返って湯温が上がる機能です。
タンク内に戻ると言っても、お風呂のお湯とタンク内のお湯が混ざるワケではありません。
浴槽内の接続アダプター(お湯が出てくる所)の奥は
①タンクからの給湯専用
②タンク内を通る追いだき専用 ・・・の2つの管に分かれています。
※イメージ図
この2つの管によって、新しいお湯と一度使用したお湯を混ぜることなく湯温をあげることができるんです。そんな追いだき機能が搭載されているのは、以下でご紹介させて頂く3つのうち「フルオート」のみですのでご注意下さい!
フルオート
お風呂の準備から保温、お湯の量調節まで全てを全自動でコントロール!
キッチンのリモコンから自動お湯はり(自動でストップ)ができ、設定したお湯の温度や量を自動でキープする自動保温&自動たし湯機能も搭載。
上で述べた追いだき機能はもちろん、手動で熱いお湯を出す高温さし湯もできます。
セミオート
お風呂の準備をスイッチひとつで完了!
キッチンのリモコンから自動お湯はり(自動でストップ)してくれます。
お湯が少なくなれば「足し湯」、お湯が冷めた場合は高温さし湯ができます。
給湯専用
難しい操作が必要ない、シンプルな給湯器!
浴槽の蛇口をひねると設定温度のお湯が出て、設定した量になるとリモコンが知らせてくれるので、手動でお湯をストップします。