家族が泊まりに来たくなる築100年の家
代々受け継がれてきた、およそ築100年の住まい。設備などの経年による老朽化や、シロアリの被害、高さのある段差など、お悩みが尽きなかったと言います。これからも受け継いでいく事も考え、雰囲気を残しながらの大規模リフォームを決意されました。
【リフォームのポイント】
・これまでの雰囲気は壊さず、古いなりの良さを残したい
・家の中に段差や土間が多いので、できる限り段差を解消したい
・孫たちが快適に泊まれるようにしたい
雰囲気を残しながら、建具などを一新。断熱効果も高まり、快適に過ごせているそうです。
既存の梁や柱などを見せ、天井はクロス、壁は塗り壁、モダンな照明で、今に合わせた住まいになりました。最後まで悩まれていたダイニングと和室の間の段差はあえて残し、腰をかけてお喋りを楽しめるくつろぎのスペースとなりました。
間取りの変更は行わずそのまま活かしました。
照明をつけなければ、昼間でも薄暗いキッチン。
白いクロスになったことで、明るいキッチンになりました。ダイニングを広げ、家族みんなが集まっても、ゆったりくつろげる空間になりました。
ダイニングの横の和室は、洋室に変更。廊下をなくしたことで、LDKも広くなりました。
以前は段差が大きく、上り下りも大変だった玄関。
土間をなくし、玄関ホールと廊下を設けました。「室内の段差をできる限りなくし、玄関も上がりやすくなりました」と奥様。塗り壁で落ち着きのある、明るい空間になりました。
靴を履いて移動していたトイレや洗面。
もともと物置だったところの高さを上げて床を張り、トイレや洗面を設置。
お客様からひとこと
初めは「こんなに古い家なんてどうにもならないかな?」とも思っていましたが、工事が進んでいく毎にきれいになっていく家を見て驚きでした。以前は、玄関に上がるのも一苦労でしたが、段差が少なくなり、楽に上がれるようになりました。今の時代に合わせた住みやすい家に生まれ変わりました。ご提案いただいた照明もすごく気に入っています。孫たちも泊まりに来て喜んでいます。
担当者からひとこと
日常のお住まいとは別に離れがあり、この母屋は法事以外にあまり使っていなかった建物。シロアリの点検・補修のお話をしているうちに、大規模リフォームをご決断。家の中心に土間があり、上がったり下がったり、靴を脱いだり履いたりしなければなりませんでした。できるだけ段差をなくし、洗面とトイレを新設しました。ご家族の皆さまが遊びに来られた時にここで集まれるよう、キッチンも新しくなりました。